フォントライセンス解説
フリーフォントを使う前に、ライセンスを理解しましょう。商用無料フォントでよく使われるライセンスと注意点をまとめ、安心して商用利用できるようにします。
緑のチェック=その自由がある。チェックが多いほど利用者への制限が少ない。
SIL Open Font License 1.1
OFL-1.1 要点 商用無料ならこれ——商用・改変・埋め込み自由。フォントファイル単体で売らなければ OK。
フォント専用に作られたオープンソースライセンスで、現在最も一般的な商用無料フォントのライセンスです。商用プロジェクト・印刷・ウェブやアプリへの埋め込みに自由に使え、改変も可能です。
- フォントファイル単体での販売は不可(製品や書類に同梱しての配布は可能)。
- 「ライセンス表示を保持する」の具体的なやり方:フォントに付属するライセンスファイル(通常は OFL.txt または LICENSE.txt。著作権の行と OFL 全文を含む)を改変せず、配布物に同梱します。例えばサイトやアプリではプロジェクトの fonts / licenses フォルダに入れる、または「オープンソースライセンス」ページにフォント名とライセンス全文へのリンクを記載。フォントファイル自体を配布するときのみ必要で、フォントで組んだだけの画像・文書には不要です。
- 改変した派生フォントは、元フォントの予約名(Reserved Font Name)を使えません。
- フォントで組版した内容(文書・画像・製品)はライセンスの制限を受けず、自由に商用利用できます。
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Apache License 2.0
Apache-2.0 要点 寛容で扱いやすく商用無料。フォントファイルを配布する際にライセンス表示を保持するだけ。
寛容なオープンソースライセンスで、初期の Google フォント(Roboto など)でよく使われます。商用利用・改変・埋め込み・再配布が自由です。
- 「ライセンス表示を保持する」の具体的なやり方:フォントに付属する LICENSE ファイル(Apache-2.0 全文)と著作権表示、そして NOTICE ファイルがあればそれも、改変せず配布物に同梱します——例えばプロジェクトの licenses フォルダに入れる、またはサイトのフッターやアプリの「オープンソースライセンス」ページにフォント名とライセンスへのリンクを記載。フォントファイル自体を配布するときのみ必要で、組版した成果物には不要です。
- コピーレフト義務はなく、あなたの製品はクローズドのままで構いません。
- フォントで組版した内容は自由に商用利用できます。
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MIT License
MIT 要点 制限はごくわずか。ほぼ自由に使えます。元のライセンス表示を同梱するだけ。
非常に寛容なオープンソースライセンス。商用利用・改変・埋め込み・再配布が自由で、制限はほとんどありません。
- 「元のライセンス表示を同梱する」の具体的なやり方:フォントに付属する LICENSE ファイル(「Copyright (c) 年 作者」の行と MIT 全文を含む)を改変せず配布物に同梱します——例えばプロジェクトの licenses フォルダに入れる、またはサイトのフッターやアプリの「オープンソースライセンス」ページにフォント名とライセンスへのリンクを記載。フォントファイル自体を配布するときのみ必要で、組版した成果物には不要です。
- コピーレフト義務はありません。
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CC0 1.0 Universal
CC0-1.0 要点 実質パブリックドメイン。商用・改変も自由で、表示すら不要です。
作者がすべての著作権を放棄した、実質パブリックドメイン。商用利用・改変・埋め込み・再配布が自由で、作者表示も不要です。
- 最も制限の少ないライセンスの一つで、表示すら必須ではありません(それでも作者へのクレジットは歓迎されます)。
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Creative Commons Attribution 4.0
CC-BY-4.0 要点 商用利用・改変は自由。ただし原作者名と出典の表示が必須です。
商用利用・改変・再配布は自由ですが、原作者名と出典の表示が必須です。
- 「原作者名と出典を表示する」の具体的なやり方:成果物の目立つ場所(サイトのフッター、アプリの About 画面、動画の説明欄、文書のクレジット)に 4 点を記載します:フォント名、作者、ライセンス(CC BY 4.0)、原典へのリンク。例:「フォント:Xxx by 某某、CC BY 4.0、出典 https://…」。フォントを改変した場合は「改変あり」と明記します。
- 他とは異なり、この表示義務はフォントファイルの配布時だけでなく、それで作った商用成果物にも表示することが推奨されます。
- CC ライセンスは元々フォント向けではありませんが、実際にこれで配布される商用無料フォントも少なくありません。使用前に作者の説明を確認しましょう。
ライセンス全文を読む 免責事項: 本ページは参考情報であり法的助言ではありません。各フォントのライセンスは公式ページの記載が最終です。商用利用の前に必ず公式で最新条件をご確認ください。